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単行本・その他(2010年)

2010年の単行本・その他

Théâtre / Public n°198 Scènes françaises, scènes japonaises : allers-retours

本書は、GCOE拠点全体企画として2009年11月にフランス・パリで開催された国際シンポジウム「演劇・舞踊・芸術環境 日仏交流の20 世紀Scènes françaises et japonaises de 1900 à nos jours : allers/retours」の成果をまとめたものである。
フランスの演劇専門雑誌Théâtre/Public の特集号として刊行された。舞台芸術分野における日仏交流の歴史と現在、翻訳やコラボレーションをめぐる諸問題、そして交流を支える制度と環境が、研究・実践の両面から多角的に検証されている。渡邊守章氏、ジョルジュ・バニュ氏のような「歴史的」研究者から現在博士論文を準備している若手の研究者まで、多世代、多国籍の研究者によってまとめられた本書は、日仏間に留まらない国際学術交流と舞台における芸術交流をより深めるきっかけともなるだろう。

2010年12月発行

還ってきた文楽フィルム 『日本の人形劇-人形浄瑠璃』 研究報告

内山美樹子(早稲田大学名誉教授、GCOE研究協力者)監修

武田潔(早稲田大学教授、GCOE事業推進担当者)編

発行 早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム

協力 アルベール・カーン博物館


目 次

・諸言
武田潔(早稲田大学教授、GCOE事業推進担当者) 1

・松竹映画の始まり
小松弘 (早稲田大学教授、GCOE事業推進担当者) 4

・遂に仮面を脱いだ「謎の映画」
ジョスリーヌ・ルクレール(アルベール・カーン博物館フィルム保存修復部) 7

・文楽フィルム『日本の人形劇‐人形浄瑠璃』の概要
桜井弘(国立劇場調査養成部、GCOE研究協力者) 13

・ショット分析表
桜井弘(国立劇場調査養成部、GCOE研究協力者) 44

シェイクスピアの広がる世界-時代・媒体を超えて「見る」テクスト

沙翁のテクストが印刷されたものや舞台での上演、銀幕での上映によってどのように立ち上がるのか。
異本を書誌学的に分析するテクスト論、日本や非欧米圏でのドラマ翻案の分析、映像・映画論、文化史論など、
その問題点・研究の可能性を探る気鋭の研究者たちによる多様な論集。

冬木ひろみ・本山哲人(編著)

彩流社
2011年3月発行
2800円+税
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フランス17世紀演劇事典

世界演劇史の金字塔、フランス17世紀演劇を包括的に紹介し、立体的に解説。
三大劇作家コルネイユ、モリエール、ラシーヌの全作品を含む250作品の梗概を収録。
>詳細を表示

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