サミュエル・ベケット!-これからの批評-
岡室美奈子・川島健・長島確編
ゴドーは待たれていなかった !?
新進気鋭の執筆陣が、メディア論、イメージ論、 演劇論など、さまざまなアプローチによって、 「不条理劇作家」ではない、新たなベケット像に肉薄する試み。
A5判上製376頁/定価3800円+税
3月15日発売
水声社
巻頭言(竹本幹夫)
はじめに (岡室美奈子)
Ⅰ 『ゴドー』のいま
結びのパラドクス 『ゴドーを待ちながら』における執筆の軌跡をめぐって(西村和泉)
歓待の失敗 『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ(垣口由香)
Ⅱ 耳をすます-メディア
ひび割れた声、開かれた瞳 『クラップの最後のテープ』における裂開と合一のイメージ(藤原曜)
ロンドンのアイルランド人 ベケット『なつかしの曲』/パンジェ『クランクハンドル』をめぐって(川島健)
見える身体のゆくえ 『わたしじゃない』における「聴き手」の不在を考える(宮脇永吏)
Ⅲ 想像/創造せよ-散文
「死せる想像力よ想像せよ」 球形、アンドロギュヌス的イメージの表象をめぐる考察(景英淑)
「同伴するために」 『伴侶』におけるイメージの創造と境界の感覚(菊池慶子)
Ⅳ 反復のはてに-後期演劇1
起源なき痕跡としての身体 『あしおと』における指標性(久米宗隆)
終わりなき流離 『なに どこ』における構造の不確定性について(片岡昇)
Ⅴ 幽霊たち-後期演劇2
演劇の〈今(maintenant)〉を転倒させること サミュエル・ベケット『モノローグ一片』における〈捉まえる手(la main tenante)〉(木内久美子)
霊媒ベケット 蓄音機としての『オハイオ即興劇』と『ユリシーズ』(岡室美奈子)
資料紹介
一次資料について 長嶋確
二次資料について 川島健
参考文献
あとがき 川島健
ゴドーは待たれていなかった !?
新進気鋭の執筆陣が、メディア論、イメージ論、 演劇論など、さまざまなアプローチによって、 「不条理劇作家」ではない、新たなベケット像に肉薄する試み。
A5判上製376頁/定価3800円+税
3月15日発売
水声社
巻頭言(竹本幹夫)
はじめに (岡室美奈子)
Ⅰ 『ゴドー』のいま
結びのパラドクス 『ゴドーを待ちながら』における執筆の軌跡をめぐって(西村和泉)
歓待の失敗 『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ(垣口由香)
Ⅱ 耳をすます-メディア
ひび割れた声、開かれた瞳 『クラップの最後のテープ』における裂開と合一のイメージ(藤原曜)
ロンドンのアイルランド人 ベケット『なつかしの曲』/パンジェ『クランクハンドル』をめぐって(川島健)
見える身体のゆくえ 『わたしじゃない』における「聴き手」の不在を考える(宮脇永吏)
Ⅲ 想像/創造せよ-散文
「死せる想像力よ想像せよ」 球形、アンドロギュヌス的イメージの表象をめぐる考察(景英淑)
「同伴するために」 『伴侶』におけるイメージの創造と境界の感覚(菊池慶子)
Ⅳ 反復のはてに-後期演劇1
起源なき痕跡としての身体 『あしおと』における指標性(久米宗隆)
終わりなき流離 『なに どこ』における構造の不確定性について(片岡昇)
Ⅴ 幽霊たち-後期演劇2
演劇の〈今(maintenant)〉を転倒させること サミュエル・ベケット『モノローグ一片』における〈捉まえる手(la main tenante)〉(木内久美子)
霊媒ベケット 蓄音機としての『オハイオ即興劇』と『ユリシーズ』(岡室美奈子)
資料紹介
一次資料について 長嶋確
二次資料について 川島健
参考文献
あとがき 川島健