ここから本文が始まります

単行本・その他(2009年)

2009年度の単行本・その他

演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ

演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ

編者:谷川道子(東京外国語大学教授、GCOE研究協力者)、秋葉裕一(早稲田大学演劇博物館副館長、GCOE拠点副リーダー)

【内容】
世代、問題意識、専門領域を異にする十人の論者が、「演劇」をめぐって問いかけあい、語りあい、切り結んだ考察の軌跡

2010年3月1日発行
A5判・291ページ
早稲田大学出版部

定価3,200円+税

>詳細を表示

京劇俳優の二十世紀

京劇俳優の二十世紀

著者:章詒和
訳:平林宣和(早稲田大学政治経済学術院准教授、GCOE事業推進担当者)、森平崇文(GCOE研究助手)、波多野眞矢(GCOE研究員)、赤木夏子(GCOE研究員)

【内容】
激動の近・現代中国を生きた京劇俳優たちのライフストーリーに、同じく時代に翻弄された著者の肉声を重ね合わせ、二十世紀の京劇をめぐる情勢、政治状況に巻き込まれた俳優たちの苦悩と表現への欲望などを丹念に描き出す。

2010年3月11日発行
A5判・352ページ
青弓社
定価3000円+税

>詳細を表示

小説から演劇へ ジャン・ジロドゥ 話法の変遷

小説から演劇へ ジャン・ジロドゥ 話法の変遷
(グローバルCOE研究員 博論成果出版)

著者:間瀬幸江

【著者略歴】
1994年早稲田大学文学研究科フランス文学専攻修士課程修了。2001年リヨン第二大学DEA課程修了。2005年早稲田大学文学研究科芸術学(演劇映像)専攻単位取得退学。2008年リヨン第二大学博士課程修了(文学博士)。現在、早稲田大学、慶應義塾大学非常勤講師。専攻はフランス文学、ヨーロッパ近現代演出史

【博論成果出版について】
演劇博物館グローバルCOEでは、若手研究者の学位論文のうち、特に優れた内容のものを選考し、単行本として刊行している。


1928年から1944年。激動のヨーロッパ情勢。
小説家は演劇になにを求め、なにを賭けたのか。

「演劇はわたしにとっては、自分の考えを表明する手段です。
しかし小説は、自分を知る手段なのです」
ジャン・ジロドゥ Jean Giraudoux(1882-1944)


2010年3月19日発行
A5判・295ページ
早稲田大学出版部
定価3,000円+税
>詳細を表示

能と古注釈書

能と古注釈書
(グローバルCOE研究員 博論成果出版)

著者:神田裕子

【著者略歴】
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学法学部兼任講師。

【博論成果出版について】
演劇博物館グローバルCOEでは、若手研究者の学位論文のうち、特に優れた内容のものを選考し、単行本として刊行している。


室町時代、世阿弥によって大成された「能」という演劇の基盤は何であったのか。

能作品を生み出した重要な文学的基盤のひとつである、伊勢物語古注釈書を探る
ことから、その秘密に迫る。また能の芸能的基盤として重要な、鎌倉中期の歌
謡、宴曲(早歌)からも考えていく。
近世文化全体を見通したうえで、能を書誌学的調査から新たに捉え直す書。
「伝二条為兼筆冷泉家流伊勢物語抄」「謡抄」など初公開資料多数。

実証主義に徹し、新たな「能」の世界を探る。

●金春宗家蔵『宴曲集巻第一』の影印を、全編カラー掲載。



2010年3月15日発行
A5判・312ページ
笠間書院
定価7,200円+税
>詳細を表示

> このページのトップに戻る

ここから他ページへ飛ぶリンクナビゲーションが始まります

ここからフッターリンクナビゲーションが始まります