演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2009 第1集
演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2009 第1集
《論文(査読付き)》
・劇場化する映画製作―『ケリー女王』(1929)製作における<監督>権力産出過程に関する歴史的考察―
後藤大輔 1
・中国における映画受容―その揺籃期について―
山本 律 19
・マーク・サンドリッチ再考― 1930 年代初頭のアメリカ・ミュージカル映画の形式において―
仁井田 千絵 37
・1909 年の映画史―第一回ミラノ世界映画コンクールに見られる国際的な動向―
小川 佐和子 55
・幻の彫像―『美人哀愁』(1931)とその時代―
宮本明子 75
・帝国の態度と言及、『望楼の決死隊』(1943)再考
崔 盛旭 99
・溝口健二『赤線地帯』(1956)の音響デザイン―黛敏郎の客観主義的映画音楽について―
長門洋平 117
・神をめぐる主題―井上光晴原作・熊井啓監督『地の群れ』論―
柿谷浩一 143
・バレエ《春の祭典》(1913 年初演)における「300 歳の老婆」の表象
北原 まり子 163
・1970 年代初頭における暗黒舞踏の振付法の変化―型の出現と規律化された身体の解体―
稲田 奈緒美 183
・ダムタイプによるパフォーマンス作品≪S/N≫(1994)におけるアイデンティティの提示に関する考察
竹田恵子 207
・洪承燁(Sungyop HONG, 1962–)の作品研究―≪Moon-Looking Dog≫(1999)の構造分析を中心に―
崔 柄珠 227
・晋州券番に伝承された妓生舞踊の伝承様相―≪晋州剣舞≫を事例に―
許 娟姫 249
・齊如山と梅蘭芳による「戯曲舞蹈」の改革
富 燦霞 277
《論文》
・「開かれた窓」からの問いかけ―映画作品における絵画の形象について―
武田 潔 303
《要旨》 333