演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2011 第3集
演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2011 第3集
目 次
《論文(査読付き)》
初期音楽劇の詩に関する一考察
萩原里香 1
「バウハウスダンス」:オスカー・シュレンマーの理論とその具体化
柴田隆子 17
矛盾するハムレット
―ゴードン・クレイグ演出『ハムレット』と演劇論の相克―
菊地浩平 37
オペラという見世物―大正期浅草オペラと観物場興行―
中野正昭 57
岸田國士『屋上庭園』に描かれた「視線」
― 1926・銀座・百貨店―
宮本啓子 77
「ゾッとするほどモダン」
―ヒンデミット《今日のニュース》における自己を演じる人々―
中村仁 97
複数の声を撮る、『モーゼとアロン』の映画化
―ストローブ/ ユイレからシェーンベルクへ―
白井史人 119
「君は音楽を恐れている」
― Lady in the Dark における音楽の役割について―
藤原麻優子 139
死者は死んでいる
―「幽霊はここにいる」に至るまで―
木村陽子 159
具体化できないイメージを求めて:
サミュエル・ベケットの『カタストロフィ』
久米宗隆 179
《論文》
舞台上の光と闇―ロルツィングのオペラ《密猟者》について―
長谷川悦朗 197
記憶装置としての演劇:トム・マーフィーの『パトリオット・ゲーム』
三神弘子 209
セバスチャン・バリーの『キリスト教国の執事』における歴史と記憶
山田久美子 223
ブライアン・フリール作『パフォーマンス』と
ヤナーチェク作曲『弦楽四重奏曲第2 番』
磯部哲也 237
《要旨》 251