いま読み解く狂言―釣狐
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開催概要
日時 | 2007年12月10日(月)18:00~20:30 |
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場所 | 西早稲田キャンパス国際会議場第2会議室 |
主催 | 日本演劇研究コース(能楽学会との共催) |
概要 | 講師:山本則俊(大蔵流狂言師) 羽田 昶(武蔵野大学能楽資料センター長・武蔵野大学教授) ![]() |
詳細情報
【開催報告】まず羽田氏による狂言の秘曲<釣狐>についての総括的な発表があり、現在この作品について知られる情報を網羅することを通じて、本曲の持つ問題点や魅力について、論じられた。引き続いて、則俊師の提供された<釣狐>の舞台映像(山本則重師ほか出演)を見ながら、この曲の主要な秘伝についての分析を行い、能の<道成寺>に匹敵するとされる<釣狐>の構造を論じられた。プロの狂言役者による克明な秘伝開陳というのはこれまで例がなく、非常に興味深い発表となった。