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『結婚行進曲』(1928年・パラマウント)をめぐるディスカッション

開催概要

日時 2007年12月15日(土) 13:00~16:15
場所 戸山キャンパス31号館313教室
主催 映像研究コース
概要 1.スピーカーによるイントロダクション(13:00-13:20)
2.作品上映(13:25-15:30)
3.参加者によるディスカッション(15:35~)

講師等:小松弘(文学学術院教授)

スピーカー:後藤大輔(グローバルCOE客員研究助手・早稲田大学大学院博士課程)

詳細情報

【報告】
2007年12月15日、グローバルCOE映像研究コースの第一回目の研究会 「『結婚行進曲』(1928年・パラマウント)をめぐるディスカッション」が開催された。エーリッヒ・フォン・シュトロハイムの監督としてのキャリアの末期に製作されたこの作品は、サウンドの到来を迎えつつあったハリウッドと彼の決定的な不和が提示されたという意味で歴史的に考察する価値が大きい作品である。

研究会の主な内容としては、まずイントロダクションとして、スピーカーによって、この作品に関する主要な諸側面に関して、映画史をめぐる歴史的観点から20分程度の解説がなされた上で、次に、約2時間の作品上映が行われた。その後、スピーカーである後藤大輔と小松弘文学学術院教授が中心となり、参加者達はイントロダクションの内容、並びに鑑賞した作品の内容を踏まえた上で、50分程度のディスカッションを行った。 

今回取り上げられた作品である『結婚行進曲』という作品と監督であるエーリッヒ・フォン・シュトロハイム、及び無声期のアメリカ映画史に関しては、早稲田大学大学院博士課程に在籍し本コースの客員研究助手であり、これらを主要な専攻対象としている後藤大輔がスピーカーを努めた。ディスカッションの参加者達からは、イントロダクションの内容を踏まえ、さらには作品上映に対する単なる印象にとどまらない歴史的・美学的等、様々な観点から意見や質問が提起されることとなって、活況を呈した。

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