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フォーラム " MAKING / PERFORMING HISTORY "

開催概要

日時 2008年2月29日(金)~2日(日) 13:00~18:00
場所 戸山キャンパス36号館演劇映像実習室
主催 芸術文化環境研究コース
概要 出自の異なるアーティストや研究者からなる比較的少人数のグループを対象として、日本およびその近隣諸国における第二次世界大戦の記憶と表象をめぐって、複数の研究者/ジャーナリスト/アーティストによる報告発表とディスカッションから構成されるワークショップ的なフォーラムを開催します。
戦争中に行われた残虐行為そのもの、ないしはその記述の真偽よりも、それらがいかに「歴史」として表象され、上演され、伝達されてきたのか、その過程に焦点をあてます。歴史の表象/上演の手段としても、ここでは、とくに記念碑(モニュメント)と歴史教科書の問題を大きく取り上げます。

国民の記憶の表象は、きわめて政治化された問題ですが、それは同時にきわめて演劇的なプロセスでもあるのではないでしょうか。演劇は、どの時代にも政治性/社会性を強く自覚した芸術形式であったといえますが、戦争の記憶という歴史的かつ政治的な主題を、どのように扱ってきた/扱うことができるのでしょうか。

詳細情報

【2月29日】
13:00-13:20
フォーラム " MAKING / PERFORMING HISTORY " の紹介

13:20-14:10
Nonumentプロジェクトについて1ポス ト・シアター

14:20-15:50
報告1・討議 日本現代演劇と歴史表象(仮題)
松井憲太郎(世田谷パブリックシアター、GCOE客員講師、日本近現代演劇)

15:50-16:10 休憩

16:10-17:40
報告2・討議  歴史の共有は可能か(仮題)
大日方純夫(早稲田大学文学学術院、日本近現代史)

17:40-18:00 自由討議


【3月1日】
13:00-13:05
第2日の進行について 講師紹介

13:05-14:00
Nonumentプロジェクトについて 2 ポスト・シアター

14:10-15:40
報告3・討議 現代芸術における歴史/政治の表象(仮題)
加治屋健司(広島市立大学芸術学部、現代美術研究)

15:40-16:00 休憩

16:00-17:30
報告4・討議 現代美術をつくること、歴史/政治を
語ること(仮題)
嶋田美子(美術作家)

17:30-18:00 自由討議


【3月2日】
13:00-13:05
第3日の進行について 講師紹介

13:05-14:00
Nonumentプロジェクトについて 3 ポスト・シアター

14:10-15:40 報告5・討議 世界の教科書問題(仮題)
ゲプハルト・ヒルシャー(ジャーナリスト、元南ドイツ新聞)

15:40-16:00 休憩

16:00-17:30 報告6・討議 教科書問題や靖国問題と国際メディアの役割(仮題)
アンドリュー・ホルバート(ジャーナリスト)

17:30-18:00 自由討議

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