研究会「演劇と日本近代」(演劇創造部会)第1回
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開催概要
日時 | 2008年5月9日(金)18:00~20:00 |
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場所 | 早稲田キャンパス6号館318教室 |
主催 | 芸術文化環境研究コース |
概要 | タイトル:「坪内逍遙-教育と民衆演劇」 講師:津野海太郎(和光大学教授) 司会:松井憲太郎(演劇評論家、芸術文化環境研究コース客員講師) ![]() |
詳細情報
19世紀の終わりから20世紀の前半にかけて、日本が“近代化”し“国民国家”へと自己変革を遂げていくなかで、新派や新劇などの「近代演劇」は、どのようなかたちで日本における「近代を表象する芸術」として機能していったのか?近代演劇の草創期を代表する、川上音次郎、坪内逍遙、岸田國士、千田是也といった演劇人たちの仕事の軌跡をたどりながら、彼らの作品に表れた「国家」や
「国民」という概念、そしてそこに構想された「市民社会」と「個人」というヴィジョンを浮かび上がらせ、演劇と日本近代の関係を考えていきます。