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公演 みっつのうたでドドントカ & シンポジウム

開催概要

日時 2008年5月11日(日) 15:00~16:00 16:30~17:30
場所 早稲田大学早稲田キャンパス 小野梓記念館(27号館)地下2階 小野記念講堂
主催 みっつのうたプロジェクト実行委員会、早稲田大学演劇博物館グローバルCOE
概要 ◆公演 「みっつのうたでドドントカ」
(明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート・オンステージ」参加事業)

◆シンポジウム 「すべての人のための舞台芸術とは」

障害のある人が参加する舞台表現活動プログラム【エイブルアート・オンステージ】は、隠れた才能を発見して開花させる機会をつくると同時に、芸術表現の新しい可能性を開拓してきました。
 演劇博物館グローバルCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」では、公演『みっつのうた』を開催するとともに、より視野を広げて、社会における芸術の生産と受容過程の民主化について考えるシンポジウムを開催します。
 公演『みっつのうた』とは、作曲家・鶴見幸代と振付家・山田珠実が、知的な障害をもつ人たちと音楽やダンスのワークショップを重ねて作った「家族」「仕事」「性」のみっつのうたを身体表現+歌で立ち上げた「すべての人のための」舞台公演です。
 またシンポジウムでは、すべての人にとっての芸術文化、なかでも舞台芸術がもつ公共的価値とはどのようなものか。そして、それを支える文化政策には何が望まれるのかを、実践と理論両面からのアプローチから探ります。
 公演とシンポジウム、ぜひあわせてご参加ください。

詳細情報

■公演
タイトル 「みっつのうたでドドントカ」(15:00~16:00) ※開場は30分前
明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート・オンステージ」参加事業

ていねいに暮らす人の 豊かなことばと
ていねいに歩く人の  大胆な身振りが 舞台の上で交差します

作曲:鶴見幸代 / 演出・振付:山田珠美 / 企画・構成:小島希里・山田珠実
出演:青柳ひづる 赤羽美希 クリスティ 小林大介 タニ 鶴見幸代 富山恵理子
    ともみ なおこ はが君 ハッシー 正木恵子 正人 モジャ 山田珠実 龍
    渡邉達弘 TOMO Tsuyoshi Yu

舞台監督:河内哲二郎 美術・宣伝美術:高橋あい 造作:宍戸和之 照明:アイカワマサアキ
 映像:荒井拓 音響:大久保友紀




■シンポジウム「すべての人のための舞台芸術とは」(16:30~17:30)

プログラム
総合司会 竹本幹夫(早稲田大学演劇博物館館長、グローバルCOE拠点リーダー)

基調講演:「生きるための芸術『エイブルアート・オンステージ』からの報告」
播磨靖夫(エイブル・アート・ジャパン常務理事)

コメンテーター:
山田珠実(振付家/みっつのうたプロジェクト実行委員会)
伊藤裕夫(富山大学芸術文化学部教授、早稲田大学演劇博物館GCOEプログラム芸術文化環境研究コース客員講師)




■参加費
無料


■お申込み
(公演は先着順、しめきり5月10日。シンポジウムのみご参加の方もなるべく事前にお申し込みください。)
参加申し込み先:[email protected] TEL:070-5542-4160 FAX:03-3990-4557

☆件名に「5月11日みっつのうた公演・シンポジウム」とお書きください。
☆申し込み代表者氏名、公演観覧者人数、シンポジウム参加者人数、連絡先をお書きください。
☆ノートテイクが必要な方は4月30日までに申し込みください



■主催(順不同)
早稲田大学演劇博物館グローバルCOE「演劇・映像の国際的教育 研究拠点」芸術文化環境研究コース(公演、シンポジウム)
みっつのうたプロジェクト実行委員会(公演、シンポジウム)
エイブル・アート・ジャパン(シンポジウム)
■共催
明治安田生命保険相互会社、エイブル・アート・ジャパン(公演)
早稲田大学演劇博物館(シンポジウム)
■協力
早稲田大学文化推進部(公演、シンポジウム)
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(公演)
早稲田大学障がい学生支援室(公演)




【報告】市民の芸術運動と民間企業の支援により2004年から実施されている「エイブルアート・オンステージ」は障害のある人が参加する舞台表現活動プログラムであり、数々の隠れた才能を発見して開花させる機会をつくり、芸術表現の新しい可能性を開拓してきた。2007年度参加事業「みっつのうたでドドントカ」は、作曲家鶴見幸代氏と振付家山田珠実氏が知的な障害をもつ人たちと音楽やダンスのワークショップを重ねてつくった「家族」「仕事」「性」をテーマにした作品である。関係各部署の協力を得て本学内での公演を実現するとともに、社会における芸術の生産と受容過程の民主化を考えるシンポジウムを併せて開催し、新しい舞台芸術活動の実践を文化政策研究の文脈に置いて検討する機会を設けた。

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