ポストコロニアル演劇プロジェクト研究会
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開催概要
日時 | 2008年6月24日(火) 13:00~14:20 |
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場所 | 早稲田キャンパス120号館4-311教室(早実跡地) |
主催 | 西洋演劇研究コース |
概要 | 西洋演劇研究コース・ポストコロニアル演劇プロジェクト研究会 発表のお知らせ 下記の要領で研究発表を行います。様々な領域に関わるテーマですので、西洋演劇の みならず他コースからもぜひご参加頂きたいと思います。 ◎発表者 長門洋平 グローバルCOE研究員/総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻2回生 ◎タイトル 溝口健二監督『近松物語』のサウンド・デザインについて―日本映画音楽における「 日本的なるもの」をめぐって ◎概要 溝口健二監督『近松物語』の映画音楽に注目し、そこで音楽の「日本的なるもの」が どのように表象されているかを検討する。同時に「日本的音楽」なるものの自明性をひ とたび解体し、主に1930年代の我が国のナショナリズムの高揚と関連づけながら、音楽 の場における「日本」概念が形成されるさまを概観する。最終的に、ポストコロニアリ ズムの観点から、我が国の映画音楽における自民族表象のあり方を考察し、日本人が如 何にして「西洋=オクシデント」の視線を自らに内面化していったかという問題を検討 したい。 会場案内 いわゆる早稲田キャンパス構内ではなく、早稲田実業高校跡地(現・研究開発センター内)です。⇒地図参照. |