研究会「演劇と日本近代」(演劇創造部会)第2回
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開催概要
日時 | 2008年7月11日(金) 18:00~20:00 |
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場所 | 早稲田キャンパス6号館3階318室(レクチャールーム) |
主催 | 芸術文化環境研究コース |
概要 | タイトル:「岸田國士の両義性と現代」 講師:佐伯隆幸(演劇評論家、学習院大学教授) 司会・進行:松井憲太郎 (演劇評論家、学習院大学講師、早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員教員) ![]() ![]() |
詳細情報
研究会の目的:19世紀の終わりから20世紀の前半にかけて、日本が“近代化”し“国民国家”へと自己変革を遂げていくなかで、新派や新劇などの「近代演劇」は、どのようなかたちで日本における「近代を表象する芸術」として機能していったのか?近代演劇の草創期を代表する、川上音次郎、坪内逍遙、岸田國士、千田是也といった演劇人たちの仕事の軌跡をたどりながら、彼らの作品に表れた「国家」や「国民」という概念、そしてそこに構想された「市民社会」と「個人」というヴィジョンを浮かび上がらせ、演劇と日本近代の関係を考えていきます。
第2回概要:講師著書『現代演劇の起源』(れんが書房新社)のなかの「岸田國士を読む-『澤氏の二人娘』をめぐる変奏」をもとに、岸田國士の作品と人物像について、現代につながる問題としてお話いただきます。
要予約:申し込み先:[email protected]
(メール件名に「演劇と日本近代」とお書きいただき、ご所属、お名前を添えてお申込みください)