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シンポジウム「地方の現場から演劇の未来を考える」

開催概要

日時 2008年9月27日(土)19:30~22:00
場所 鳥の劇場(鳥取県鳥取市鹿野町)
主催 芸術文化環境研究コース
概要 パネリスト(登壇順):
小林真理(東京大学准教授/早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員教員)、
中島諒人(「鳥の劇場」主宰/演出家)
恵志美奈子(世田谷パブリックシアター/早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員教員)
松井憲太郎(演劇評論家/早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員教員)
伊藤裕夫(富山大学教授/早稲田大学演劇博物館グローバルCOE客員教員)
五島朋子(鳥取大学/「鳥の演劇祭」実行委員)

司会:野田邦宏(鳥取大学)

※第一回「鳥の演劇祭」実行委員会との共同企画

詳細情報

【開催報告】
前年度の「公共劇場の10年」の続編として、民間の演劇活動が担う公共性までを視野に入れた演劇・劇場の公共性を問う研究プロジェクトとして企画されたシンポジウム。鳥取市で今年誕生した演劇祭「鳥の演劇祭」に場所を移して開催した。演劇祭観客をはじめ、遠方から駆けつけた文化政策研究者や学生を含む55名の参加者があった。「鳥の劇場」とは、2006年より演出家中島諒人氏が主宰する劇団であり、また同市鹿野町の廃校、旧鹿野小学校・旧鹿野幼稚園を劇団自らが創作と上演の拠点として改装し運営する劇場の名でもある。地域に根を下ろして活動する劇団・劇場が直面する課題に寄り添って議論を深めることで、とりわけグローバリゼーションの波にさらされる日本の地方都市における演劇の存在意義を、演劇祭参加者や観客、地元の関係者とともに考える機会とした。

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