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舞踊研究コース研究会 対談 笠井 叡×石井 達朗

開催概要

日時 2008年11月7日(金)16:30~18:30
場所 早稲田キャンパス6号館318教室(レクチャールーム)
主催 舞踊研究コース
概要 「ダンスを生きる―舞踏、オイリュトミー、コンテンポラリーダンスを巡って―」
対談:笠井 叡(舞踊家・振付家)×石井 達朗(慶応義塾大学教授、早稲田大学演劇博物館舞踊研究コースグローバルCOE客員講師)



詳細情報

笠井叡氏の歩んできた道程は、驚くほど多彩で多方面にわたり、日本の舞踊界のなかで突出しています。60年代には若くして土方巽、大野一雄等と親交を深め、舞踏の第一世代ともいわれます。が、それだけに留まらず、70年代には天使館を主宰し、山田せつ子、山崎広太などを育て、その後渡独してシュタイナーの人智主義・オイリュトミーを研究、しばらく舞踊界から遠ざかった後、94年の『セラフィータ』で劇的な復帰を遂げます。その後は木佐貫邦子、伊藤キム、荻野目慶子、高橋悠治などとの共演、ルジマトフへの振付け、その他にドイツでの作品制作、数多くの海外公演をこなしています。知と情のエネルギーを全開させながら、常に舞踊界の前線を駆け抜けてきた笠井叡氏を招き、石井達朗氏と対談して頂き、現代の舞踊状況について広く、深く、話しをして頂きます。併せて、関連するいくつかの貴重映像の上映も行います。

笠井 叡(Akira Kasai)
暗黒舞踏の第一世代として、60年代に土方巽、大野一雄等とかかわり、71年からに天使館を主宰した後、79年から85年までドイツに滞在し、哲学・シュタイナーの神秘主義・オイリュトミーを研究。91年にオイリュトミー・シューレ天使館を開講。94年には、舞踊活動に復帰…という異色の経歴の舞踊家で、舞踏/コンテンポラリーダンスの垣根を超える舞踊家・振付家として国際的な活躍を続けています。

石井 達朗(Taturo Ishii)
ニューヨーク大学(NYU)演劇科(1979-81)、パフォーマンス研究科(87-89)研究員。慶応義塾大学教授、早稲田大学演劇博物館舞踊研究コースグローバルCOE客員講師、早稲田大学文学研究科非常勤講師。関心領域はアジアの祭祀芸能・シャーマニズム、サーカス、パフォーマンス論、現代舞踊。著書に『ポリセクシュアル・ラブ』、『異装のセクシュアリテイ』、『異装論』、『サーカスのフィルモロジー』、『アクロバットとダンス』、『身体の臨界点』など。

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