ヨーロッパバロック演劇舞台・劇場構造に関する研究会
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開催概要
日時 | 2008年11月25日(火) ~27日(木) | ||
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場所 | 25日(火):26号館地下多目的講義室 26日(水)27日(木):26号館3階302会議室 | ||
主催 | 日本演劇研究コース、チェコ共和国大使館・チェコセンター | ||
概要 | 主催:早稲田大学演劇博物館グローバルCOE 共催:チェコ共和国大使館・チェコセンター 講師:パヴェル・スラフコ氏 (チェスキークルムロフ城博物館・館長) 通訳:ペトル・ホリー氏(チェコセンター所長・グローバルCOE研究協力者) 【概要】 ヨーロッパバロック演劇舞台の形成とその構造的特色について、現存する数少ないバロック舞台の代表例となる舞台を擁するチェスキークルムロフ城博物館館長パヴェル・スラフコ氏をお迎えして、講義をお願いし、合わせて日本・中国の古典演劇舞台との比較を行う。
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詳細情報
○第一回 2008年11月25日(火)15:00~18:00会場:早稲田大学早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)地下1階 多目的講義室
「チェスキー・クルムロフ城内劇場修復の20年の考察」
【内容】保存の意味と状態、および機能的な劇場博物館という形への改修について。
多くの写真資料を用いて、舞台装置、装飾、設備、以前の状態、改修の模様などを紹介する。
15:00~15:10 ビデオ上映
15:10~16:00 スラフコ氏講演(1)
16:00~16:15 休憩
16:15~17:05 スラフコ氏講演(2)
17:05~17:10 休憩
17:10~17:30 日本側からのコメント(ゲスト:賀古唯義氏)
17:30~18:00 質疑
※ゲストコメンテーター:賀古唯義氏(財団法人文化財建造物保存技術協会大阪支部/文化財建造物修理上級主任技術者)
八千代座(熊本)、旧金比羅大芝居(金丸座)の修復を担当。
○第二回 2008年11月26日(水)15:30~18:30
会場:早稲田大学早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)3階302会議室
「17,18世紀の劇場照明:ろうそく芯による照明の実験、バロック時代のイルミネーション考察」
【内容】17、18世紀の舞台における照明の類型学について。
チェスキー・クルムロフやその他ヨーロッパの劇場に残る照明関連資料および照明実験の写真などを交えて講演する。
15:30~16:20 スラフコ氏講演(3)
16:20~16:30 質疑
16:30~16:45 休憩
16:45~17:30 スラフコ氏講演(4)
17:30~17:40 休憩
17:40~18:00 日本側からのコメント 「近代以前の歌舞伎の照明について」古井戸秀夫(東京大学教授)
18:00~18:30 質疑
○第三回 2008年11月27日(木)15:00~18:00
会場:早稲田大学早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)3階302会議室
「マシネリ―:チェスキー・クルムロフ城内劇場のバロック時代の技術、歴史的劇場における効果機材について」
【内容】公演の模様を写真やビデオ映像で紹介する。
15:00~15:50 スラフコ氏講演(5)
15:50~16:00 質疑
16:00~16:15 休憩
16:15~17:05 スラフコ氏講演(6)
17:05~17:25 日本側からのコメント「能舞台で舞台装置が発達しなかった理由について」竹本幹夫(GCOE拠点リーダー)
17:25~18:00 質疑