アンヌ=マリー・オティシエ准教授を迎えて 第3回「グローバリゼーション時代の文化政策」
< 戻る
開催概要
日時 | 2008年12月6日(土)15:20~16:40 |
---|---|
場所 | 帝塚山大学(奈良) 日本文化政策学会第2回研究大会 |
主催 | 芸術文化環境研究コース |
概要 | 講師:アンヌ=マリー・オティシエ(パリ第八大学・ヨーロッパ研究所准教授) |
詳細情報
【開催報告】国民国家の枠組みでの文化政策の発展は、数々の現象を前に限界を呈している。グローバリゼーションの進展とともに再検討に付される文化的多様性やインターネットの発達に伴う創造活動への報酬の問題などにいかに対応すべきか。EU内で現在検討される文化政策上の課題を明らかにし、中南米、アジアなど他地域の地域連合による文化政策構想にも視野を広げながら、文化間対話の重要性の増大と、文化、教育、研究、経済政策の連合による新しい文化的多様性の実現について論じられた。(フランス語逐次通訳つき)