オペレッタと映画における夢幻劇
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開催概要
日時 | 2008年12月13日(土) 15:00~18:00 | ||
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場所 | 戸山キャンパス 31号館310教室 | ||
主催 | 映像研究コース | ||
概要 | (1)フェリー(夢幻劇)の起源とオペレット・フェリー <発表者>森佳子氏(日本大学非常勤講師、グローバルCOE研究員) 19世紀初頭のフランスにおいてフェリー(夢幻劇)はメロドラムから発生し、19世紀中頃にそのピークを迎えた。それは奇想天外な台本と豪華なスペクタクルを特徴とするが、音楽的にも充実していたその内容については今日あまり知られていない。この劇が果たして「ジャンル」として成立しうるのか、そして後にオッフェンバックが自作の「オペレット・フェリー」においてそれをどのように取り入れたのかについて考察を行う。 (2)映画と夢幻劇 <発表者>小松弘(グローバルCOE事業推進担当者、早稲田大学文学学術院教授) 第二帝政期に絶頂期を迎えたフランスの夢幻劇は、その後バレエそして映画の中で生命を維持していく。この発表ではそもそも夢幻劇とは何であったのか、なぜ初期の映画がこの特異な劇の伝統を受け継いだのか、そしてなぜそれが1910年代の前半に突然姿を消してしまったのかを、具体的な映像を用いて検証していく。 (3)初期夢幻劇映画数編の上映
※GCOE関係者以外は事前申し込みが必要です。 (FAX:03-5286-8119 MAIL:[email protected] ) |