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スティーヴ・パクストン氏によるレクチャー/デモンストレーション

開催概要

日時 2009年5月21日(木)18:00~21:00
場所 早稲田キャンパス 国際会議場第2会議室
主催 舞踊研究コース/DANCE DOCUMENTS JAPAN COMMITTEE (DDJC)
概要 スティーヴ・パクストン氏によるレクチャー/デモンストレーション
―"Material for the spine"についてのレクチャー&DVD映像を交えながら行うデモンストレーション―

講師:スティーヴ・パクストン(ダンサー/振付家)
ディスカッサント:石井 達朗(グローバルCOE客員講師)


詳細情報

【開催報告】
スティーヴ・パクストン氏は、1960年代初頭にニューヨークで生まれたポスト・モダンダンスにおける最も重要な舞踊家である。彼の創造したコンタクト・インプロヴィゼーションは、世界中に広まっておりモダンバレエからコンテンポラリーダンスに至るまで様々な舞踊ジャンルにおける基本テクニックとして学ばれている。1980年代後半、パクストン氏はコンタクト・インプロヴィゼーションをさらに発展させ、“Material for the Spine”と呼ばれる技法を開発した。
本講演の前半でパクストン氏は、ダンカン、グレアム、カニングハムなどのアメリカ舞踊界の主要な舞踊家の流れを俯瞰し、ジョン・ケージにも触れた。石井達朗氏との対談ではポスト・モダンダンスのこと、コンタクト・インプロヴィゼーションが生まれた時代の背景、そして“Material for the spine”について語り、最後に会場からの質問に丁寧に答えた。20世紀舞踊を代表する同氏の講演は、世界中で活性化しているコンテンポラリーダンスの源流を探る稀有な機会となったといえる。

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