メイエルホリドと現代ロシア演劇 第一回
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開催概要
日時 | 2009年5月27日(水) 14:45~17:30 | ||
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場所 | 早稲田キャンパス国際会議場共同研究室6 | ||
主催 | 西洋演劇研究コース | ||
概要 | テーマ:メイエルホリドの軌跡①(革命前の時期を中心に) 講師:ベアトリス・ピコン=ヴァラン(フランス国立科学研究所・演劇博物館上級研究員) 14:45 ピコン=ヴァラン先生のロシア語による講義(10-15分ごとに日本語での要約を挟む) 17:00 質疑応答 17:30 終了
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詳細情報
【開催報告】フランス国立科学研究所上級研究員で、ロシア演劇および現代演出史、特にフセヴォロド・メイエルホリドがご専門のベアトリス・ピコン=ヴァラン先生に、ロシアの演出家フセヴォロド・メイエルホリドの主に革命前の演出家としての創作活動についてお話いただいた。メイエルホリドが《演出》《演出家》という、当時は新しいものであった概念を形成するために行った実験の数々、それに伴う多大な知的努力が、川上貞奴や佐野碩ら日本の演劇人との直接的・間接的交流への言及を交えて紹介された。メイエルホリドの演劇の革新の数々が持つ演劇史的意義、および1913年の著作メイエルホリドの著作『演劇について』の重要性が確認されたレクチャーであった。