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グローバルCOE演劇講座「上海演劇の精華」

開催概要

日時 2009年6月1日(月)14:45~18:00
場所 早稲田キャンパス 小野記念講堂
主催 早稲田大学演劇博物館グローバルCOE/上海市文化芸術档案館
概要 【開会挨拶】
14:45~15:00
 竹本幹夫(GCOE拠点リーダー、早稲田大学演劇博物館館長)
 兪瑾雲(上海市文化芸術档案館館長)
 瀬戸直彦(早稲田大学文化推進部部長)

【講演】
15:00~16:10
 羅 懐臻(脚本家・上海市脚本創作センター)
   「中国演劇における「海派精神」―上海演劇百年の回顧」
16:30~17:15
 金 静(越劇女優・戚派継承者・上海静安越劇団)
   「戚派芸術と越劇の魅力」
17:15~18:00
 陳 少雲(京劇俳優・麒派継承者・上海京劇院)
   「麒派芸術と中国演劇の魅力」

<入場無料・予約不要>
日本語通訳あり

詳細情報

【開催報告】
伝統劇を中心とした上海演劇の特徴、歴史と現状につき、現在の上海演劇界を代表する脚本家羅懐臻氏、上海越劇を代表する流派戚派の継承者である金静氏、上海京劇を代表する流派麒派の継承者である陳少雲氏を、それぞれ講師に招いた演劇講座を開催した。羅報告では北京との比較を中心に、上海演劇の歴史的背景と特徴を、金報告と陳報告では、各劇・各流派の特徴を映像資料や講師による実演を通じて紹介した。

【講師紹介】
・羅 懐臻(1956~):淮劇俳優を経て脚本家に。国家一級脚本家。1990年代より、淮劇『金龍与蜉蝣』『西楚覇王』、昆劇『班昭』、越劇『梅龍鎮』『真假附馬』、甬劇『典妻』など各劇の代表作となる作品を発表し、全国曹禺戯劇文学奨、中国戯劇節優秀編劇奨(中国演劇祭優秀脚本賞)をそれぞれ三度受賞するなど、数々の栄誉に輝く。また上海戯劇学院や中国戯曲学院をはじめ、全国各地の演劇養成機関においても教壇に立つ。

・金 静(1965~):越劇女優。越劇の女性役を代表する流派の一つ、戚派の継承者。現在、師の戚雅仙が創設した劇団である上海静安越劇団にて副団長を務める。代表作に『血手印』『玉堂春』『白蛇伝』など。

・陳 少雲(1948~):京劇俳優。上海京劇を代表する流派麒派の継承者。国家一級俳優。中国演劇界で最も栄誉ある梅花奨と、上海演劇界で優れた演劇人に与えられる白玉蘭奨を共に受賞。代表作に『狸猫換太子』『蕭何成敗』『十五貫』など。

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