『演劇学の教科書』をめぐって 「演劇の場 その政治的、社会的、美学的意味」
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開催概要
日時 | 2009年6月22日(月) 18:00~21:00 | ||
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場所 | 早稲田キャンパス6号館3階318室(レクチャールーム) | ||
主催 | 西洋演劇研究コース・芸術文化環境研究コース | ||
概要 | ・趣旨説明と講師紹介:モデレーター・藤井慎太郎(GCOE事業推進担当者・文学学術院准教授) ・各講師による講演と質疑応答 講師:クリスティアン・ビエ(パリ第10大学・教授) クリストフ・トリオー(パリ第7大学・准教授) エマニュエル・ヴァロン(パリ第10大学・教授) 言語:フランス語のみ
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詳細情報
【開催報告】演劇が上演される場(多くの場合は劇場)に関わる問題は複雑なものである。ヨーロッパにおいても日本においても、劇場の立地や建築には権力ないし都市共同体との関係が反映されており、劇場の構造がテクストの構造に影響を及ぼすこともある。また、主に1960−70年代に劇場の「外」に出て、街頭、廃工場、テントでの上演を目指した演出家の活動は、今日でも新鮮さを失っていない。演劇と切り離すことができない「場」について、豊富な映像を交えつつ講師より歴史とジャンルを横断しながら論点が提示された。
(フランス語、通訳なし)