ここから本文が始まります

第1回 演劇と日本近代・演劇創造部会

開催概要

日時 2009年7月11日(土)15:00~17:00
場所 早稲田キャンパス 6号館318号室(レクチャールーム)
主催 芸術文化環境研究コース
概要 「土方巽・アルトー・寺山修司の間に何が起きたのか」
講師:宇野邦一(立教大学教授)
司会:松井憲太郎(演劇評論家、GCOE芸術文化環境研究コース客員講師)

1960-70年代に、演劇・ダンスは激しく動いた。そこにアルトーがもたらしたものを検証しつつ、身体表現とは何でありうるかを再考する。

申し込み先:[email protected]
(参加無料・要事前申し込み。メールに「演劇と日本近代」参加希望、ご所属、お名前をご記載ください)

【講師プロフィール】
宇野邦一(うの くにいち)
1948年松江市生まれ。京都大学、パリ第8大学で学び、アルトー、ベケット、ドゥルーズなどを主なテーマとして批評的エセーを書いてきた。現在は立教大学現代心理学部映像身体学科教授。
著書に『アルトー 思考と身体』、『他者論序説』、『ドゥルーズ 流動の哲学』、『反歴史論』、『破局と渦の考察』、『<単なる生>の哲学』、『ハーンと八雲』など、訳書にドゥルーズ『フーコー』、『襞』、ドゥルーズ/ガタリ『アンチ・オイディプス』、アルトー『神の裁きと訣別するため』、ベケット『伴侶』、『見ちがい言いちがい』などがある。

【研究会シリーズについて】
今年度の芸術文化環境研究コース「演劇と日本近代・演劇創造部会」では、日本の演劇がいかに海外の演劇を受容し、かつそれを日本化したか、さらにそれが日本の「近代」や「国民国家」観というイデオロギーの形成にどのように影響を及ぼしたかを研究する。また海外の演劇の受容のあり方については、「翻訳」をひとつのキーワードにすえてみる。つまり単純に戯曲の言葉が、またドラマトゥルギーや演出法、コレオグラフィーといった演劇言語がどのように「日本語」化されていったかを具体的な手がかりにして、日本近代における演劇の形成の歴史を考える。

詳細情報

> このページのトップに戻る

ここから他ページへ飛ぶリンクナビゲーションが始まります

ここからフッターリンクナビゲーションが始まります