芸術文化を支える制度(第二回)
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開催概要
日時 | 2009年7月15日(水)16:00~18:00 |
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場所 | 早稲田キャンパス 国際会議場共同研究室7 |
主催 | 芸術文化環境研究コース(世界の文化/舞台芸術政策プロジェクト) |
概要 | 講師:小林真理(GCOE客員講師/東京大学大学院准教授) 報告者:稲木 徹(GCOE研究員/中央大学大学院博士課程在籍) 「詳細・報告」もご覧ください→ |
詳細情報
【開催報告】英国の「アーツ・カウンシル」は、「アームズレングスの原則」によって決定の独立性が保証され、高い専門性をもつ文化政策策定実施組織であるとして広く知られている。しかしその組織の実態は、まだ日本の文化政策研究者によって明確に把握されているとは言い難い。1946年の設立からのアーツ・カウンシル50年史に登場したさまざまな人物の言説とそれをとりまく社会背景を具体的に描いた文献を購読し、同時代の日本の文化政策の諸問題と照らしながら検討するゼミ形式の研究会を開催した。
講読文献:Andrew Sinclair, Arts and Cultures The History of the 50 Years of the Arts Council of Great Britain , Sinclair-Stevenson, 1995