創造の現場から ミシェル・ノワレを迎えて
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開催概要
日時 | 2009年9月21日(月)13:00~16:00 | ||
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場所 | 戸山キャンパス36号館 演劇映像実習室 | ||
主催 | 芸術文化環境研究コース(ドラマトゥルク研究プロジェクト) | ||
概要 | 講師:ミシェル・ノワレ(振付家・ダンサー) ・13:00~ 第1部 ヴィデオ・ダンス『 a Mains Nues(裸の手で)』 上映 (ミシェル・ノワレ本人による解説つき) ・14:00~ 第2部 「ミシェル・ノワレの仕事」 聞き手:藤井慎太郎(GCOE事業推進担当者、早稲田大学文学学術院准教授) 〈日本語逐次通訳つき〉
早稲田大学演劇博物館グローバルCOE芸術文化環境研究コースでは、ドラマトゥルク研究プロジェクトの一環として、世界の第一線で活躍する芸術家を招いて、創造の過程を知るための講演会・研究会を順次開催しています。7月に招いた演出家ダニエル・ジャンヌトー氏に続いて、今回はダンス・トリエンナーレ・トーキョーでの公演のために来日した振付家・ダンサーのミシェル・ノワレ氏を迎えました。 |
詳細情報
【開催報告】高度なテクニックをもとにした緻密な作品づくりに定評があるとともに、ヴィデオやインタラクティヴ・メディアなど新テクノロジーを用いた実験的側面でも注目されるミシェル・ノワレは、ベジャールが設立したダンス学校「ムードラ」在学時にシュトックハウゼンと出会い、その作品のソリストとして13年にわたる音楽家との共同作業を積み重ねると同時に、振付家・ダンサーとしての歩みを進め、近年はレジデント・アーティストを務めるベルギー・フランス語共同体国立劇場を中心に、世界各国で活動している。2009年9月から10月にかけて開催される、「ダンストリエンナーレ トーキョー2009」のために初来日したノワレ氏を講師に迎え、振付家としての仕事の着想や創造過程についてお話を伺うとともに、ムードラ時代から現在に至る経歴について作品映像の紹介とともに語っていただいた。シュトックハウゼン作曲『光 木曜日』の貴重な上演記録映像、ティエリー・クノフ監督のヴィデオ・ダンス作品『 a Mains Nues (裸の手で)』、さらに最近の作品の記録映像などが、いずれも日本で初めて上映された。