エーリカ・フィッシャー‐リヒテ教授連続講演会<第2回>
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開催概要
日時 | 2009年9月30日(水)18:30~20:30 | ||
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場所 | 早稲田キャンパス 小野記念講堂 | ||
主催 | 西洋演劇研究コース | ||
概要 | テーマ:ギリシャ悲劇の上演とその意義 講師:エーリカ・フィッシャー-リヒテ(ベルリン自由大学教授) 講演ののち質疑応答 使用言語:ドイツ語(通訳あり) 司会:丸本 隆(GCOE事業推進担当者・早稲田大学法学学術院教授) 通訳:萩原 健(明治大学国際日本学部専任講師)
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詳細情報
【開催報告】連続講演会の第二日目は、「ギリシャ悲劇、ドイツの上演と日本の上演‐伝統、機能、意義‐」と題し、日本とドイツで上演されたギリシャ悲劇について、フィッシャー=リヒテ教授にお話いただいた。司会は、事業推進担当者・丸本隆(法学学術院教授)が務め、平田氏と同じく翻訳に携わった萩原健氏(明治大学講師)の通訳によって進められた。フィッシャー=リヒテ教授は、1970年代から、日独の両方においてギリシャ悲劇の受容が興味深い形で行われたことを指摘し、鈴木忠志演出の『トロイアの女』(1974)、蜷川幸雄演出の『オイディプース王』(1976)などを参照した。初日に引き続いて多数の来場者に恵まれたこともあり、講演の後には活発な議論が交わされた。