演劇論講座 演劇・政治・ユーモア…―ドイツのパフォーマンス集団〈リミニ・プロトコル〉の最新の動向―
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開催概要
日時 | 2009年11月10日(火)16:30~18:30 |
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場所 | 早稲田キャンパス 26号館(大隈タワー)地下多目的講義室 |
主催 | 西洋演劇研究コース |
概要 | 講師:ベアーテ・ヴォンデ(ベルリン・フンボルト大学日本学科付属森鴎外記念館副館長) 「日常のエキスパート」として素人を活用し、演劇の常識を次々と打ち破る、ドイツの人気パフォーマンス集団〈リミニ・プロトコル〉。その作品ではしばしば、リアルタイムで展開する政治と結びついたテーマがユーモラスに取り扱われます。来日公演では、昨年の『ムネモパーク』、今年の『カール・マルクス:資本論、第一巻』が大反響を呼び、まもなく『Cargo Tokyo-Yokohama』が続きます。さてこのリミニ・プロトコル、そもそもこれまでどのような作品を発表し、どのように受けとめられてきたのでしょうか? そしてこの集団の最新の動向は? 本講演では、リミニ・プロトコルの作品をつぶさに追ってこられたヴォンデ氏に、豊富な映像資料をまじえ歴史的な背景も視野に入れた最新の作品群の分析を通じ、日本とドイツの観衆それぞれの反応の違いにも触れながら、現地の観察者ならではの目で詳しくお話していただきます。 ※日本語による講演 <入場無料・予約不要> |