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シェイクスピア・ゼミ講演会

開催概要

日時 2009年11月14日(土)15:00~17:00
場所 早稲田キャンパス 26号館(大隈記念タワー)302教室
主催 西洋演劇研究コース(シェイクスピア・ゼミ)
概要 15:00~16:30
「シェイクスピア劇のオリジナル・スティジングの研究について」
講師:市川真理子(東北大学大学院国際文化研究科教授)

16:30~17:00
参加者との質疑応答

詳細情報

【開催報告】
本イベントでは、テキストにあるト書きや台詞に焦点を当てることで、シェイクスピア上演論や劇場研究を新たな地平を開いた市川真理子氏による講演が行われた。劇場研究の世界的な第一人者であるアンドリュー・ガー氏と共に市川氏が行った研究は、これまで論じられ得ないものと考えられてきた、シェイクスピア劇の初演時の状況を鮮やかに蘇らせる刺激的なものであり、本講演会はその一端に触れることが出来る、貴重な機会となった。講演の後に設けられた質疑応答では参加者たちにより、シェイクスピア劇上演をめぐる様々な問題について、活発な議論が交わされた。

【講師プロフィール】
市川真理子
研究テーマはシェイクスピア及び英国ルネサンス期戯曲作品の上演。英国レディング大学大学院で博士号取得。1984年より小樽商科大学商学部専任講師に着任し、文教大学情報学部、茨城大学教育学部、東北大学言語文化学部を経て、2001年より同大学大学院国際文化研究科教授に着任。福原賞受賞(1993年)。主な著作: Shakespearean Entrances (Palgrave Macmillan 2002)、Andrew Gurrとの共著でStaging in Shakespeare’s Theatres (OUP 2000)ほか多数。

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