シェイクスピア・ゼミ講演会
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開催概要
日時 | 2009年12月19日(土)15:00~17:00 | |
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場所 | 戸山キャンパス 36号館682教室 | |
主催 | 西洋演劇研究コース(シェイクスピア・ゼミ) | |
概要 | 「テクストからスクリーンまで:『ロミオとジュリエット』のバルコニーシーン」 講師:森 祐希子氏(東京農工大学大学院 共生科学技術研究院 言語文化科学部門教授) 15:00~16:30 森祐希子氏による講演 16:30~17:00 質疑応答
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詳細情報
【開催報告】本イベントでは、知らぬ人のいない『ロミオとジュリエット』の最も有名な場面であるバルコニーシーンの分析を通じて、このシーンが内包する身体感覚の問題や演出の多様性の問題について、映像資料を参考にしながら、いかに捉え直され得るものであるか、森氏にご講演いただいた。誰もが見聞したことのある作品である故に、見逃されがちな重要な側面に光を当てる森氏の研究は、参加者たちにとって非常に刺激的なものであり、講演の後に設けられた質疑応答では、シェイクスピア劇上演をめぐる様々な問題について、活発な議論が交わされた。
【講師プロフィール】
研究テーマはシェイクスピアおよび英国ルネサンス期戯曲作品の上演。津田塾大学大学院で博士号取得。津田塾大学英文学科、東京理科大学専任講師を経て現職に着任。
おもな著作:『映画で読むシェイクスピア』『シェイクスピアの女性像』(訳著)、『シェイクスピアの言語を考える』ほか多数。