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東洋演劇研究コース特別講義 上海話劇の現状

開催概要

日時 2009年12月24日(木)14:00~16:00
場所 早稲田キャンパス 6号館318教室(レクチャールーム)
主催 東洋演劇研究コース
概要 講師:喩 栄軍(上海話劇芸術センター・脚本家)
    (Yu Rong-Jun)
講師紹介:飯塚 容(中央大学教授・GCOE研究協力者)
コメンテーター:中尾 薫(早稲田大学演劇博物館助手・GCOE研究員)

○日本で上演された講師の作品(日本語版も含む)
 2002 『去年冬天』(去年の冬)
 2003 『www.com』
 2004 『卡布其諾的咸味』(カプチーノの味)
 2006 『人模狗様』(人と犬)『卡布其諾的咸味』
 2007 『活性炭』『双城冬季』(劇団民藝との合同公演)
○上演間近
 2009 『天国隔壁瘋人院』(天国の隣)
【日本語通訳あり】

詳細情報

【開催報告】
講師は中国の現代演劇を代表する劇団上海話劇芸術センター所属の脚本家として『www.com』『カプチーノの味』『活性炭』等話題・人気作を発表し続けている。本講義では、講師が2000年に発表した第1作『去年の冬』から現在までの約30作品をとり上げ、それえぞれの執筆の動機、上演に至る過程や上演後の反応等を紹介されることを通じて、上海及び中国の現代演劇界の状況と直面する課題についてお話頂いた。

【講師プロフィール】
喩 栄軍(Yu Rong-Jun)
1971年、安徽省に生まれる。上海体育学院卒業後の1995年、中国現代演劇を代表する劇団の一つである上海話劇芸術センターに入り、現在は同センター・マーケティング部主任を務める。2000年に『去年冬天』(去年の冬)で脚本家としてデビューする。以後、『www.com』『天国隔壁瘋人院』(天国の隣)『卡布其諾的咸味』(カプチーノの味)『謊言背後』(いつわりの後ろに)『香水』『人模狗様』(人と犬)『活性炭』『双城冬季』『漂移』(ドリフト)等、話題作・人気作を発表し続ける。2008年には上記作品を含む8作品を収めた作品集『天国隔壁瘋人院』(上海錦綉文章出版社)が刊行されている。

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