東洋演劇研究コース 第1回共同ゼミ
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開催概要
日時 | 2010年4月24日(土) 14:30~17:15 |
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場所 | 早稲田大学早稲田キャンパス6号館3階318教室(レクチャールーム) |
主催 | 東洋演劇研究コース |
概要 | 1)発表者 岩田和子(グローバルCOE研究生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程在籍) 「清末民初説唱唱本の流通と地域性-湖南唱本を中心に」 2)発表者 清水拓野(グローバルCOE研究協力者、神戸女学院大学非常勤講師) 「博物館建設と展示にみる演劇文化の再構築過程-西安地方・秦腔の事例から」 |
詳細情報
【開催報告】15時より第一回共同ゼミを行い、二人の発表者が研究報告をした。一つめは『清末民初説唱唱本の流通と地域性-湖南唱本を中心に』であり、
発表者の岩田が中国、日本及び台湾の主な所蔵唱本を調査した結果を報告し、その資料を基に湖南という地域の唱本の流通とその版本の特徴を
明らかにするための計画を発表。それに対して考察に時代背景及び出版の動機などの面の注意も必要だというご指摘があった。
二つ目の発表は『博物館建設と展示にみる演劇文化の再構築過程-西安地方・秦腔の事例から』であり、発表者の清水が西安の秦腔博物館を訪問、
調査した後の報告をした。中国各地の演劇博物館の建設ブームに関する話題が取り上げられて、盛んな意見交流があった。