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フォーラム 舞台芸術環境の未来を考える

開催概要

日時 2010年5月7日(金) 18:00~21:00
場所 早稲田大学小野記念講堂(小野梓記念館地下2階)
主催 芸術文化環境研究コース
概要 第1部 平田オリザ「政権交代、そして新たな文化政策に向けて」
     (聞き手:伊藤裕夫、松井憲太郎)

第2部 質疑応答・議論  

講師:平田オリザ(演出家・劇作家、大阪大学教授、内閣官房参与)
   伊藤裕夫(富山大学教授、日本文化政策学会副会長、グローバルCOE客員講師)
   松井憲太郎(富士見市民文化会館キラリふじみ館長、アジア演劇創造研究センター代表、グローバルCOE客員講師)
司会:藤井慎太郎(早稲田大学教授、日本文化政策学会理事、グローバルCOE事業推進担当者)

主催:早稲田大学演劇博物館グローバルCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」芸術文化環境研究コース

後援:日本文化政策学会

2009年の政権交代を機に、現在、劇場法(仮称)の制定が検討されています。法制度の整備によって、政府の舞台芸術政策はどのように変化し、それはさらに舞台芸術を取り巻く環境にどのような影響をもたらすことになるのでしょうか。今は、日本の芸術環境の将来像を考え、その実現のための政策手段を再定義するためのまたとない機会です。新政権の文化政策立案に関わる立役者のひとりである平田オリザ氏を迎え、できるだけ多くの関係各位の参加のもと、舞台芸術の未来を広く議論するための場としてこのフォーラムを開催いたします。

※入場無料・事前予約不要
会場に直接お越しください。(定員200名)

詳細情報

【開催報告】
冒頭平田オリザ氏から、昨秋からの劇場法成立へと向かう一連の経緯、及び劇場法成立の契機を利用した
日本における公共的な文化支援のあり方についての基調講演がなされた。
 続いて、伊藤裕夫(富山大学)氏が公的な文化支援の枠組みという視点から、また松井憲太郎(キラリ富士見館長)氏
からは劇場のスタッフと行政との関係性という視点からコメントを述べ、平田氏応答のなかで基調講演での論点がさらに
深められることになった。
 最終的にはバトンは会場へと渡され、劇団の運営に長年携わってきた現場のスタッフや、地方公共団体の行政職員
といった参加者から多様な意見が提出されるなかで活発な議論が交わされ、盛況のうちにフォーラムは締めくくることができた。

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