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日本演劇研究コース 講演会「戦中戦後の日本演劇をめぐって」

開催概要

日時 2010年8月5日(木) 13:00~15:00
場所 早稲田キャンパス6号館3階318教室(レクチャールーム)
主催 日本演劇研究コース
概要 <講師> 菊池明氏(元逍遙協会理事長)
<聞き手> 児玉竜一(事業推進担当者)
 
菊池明先生をお招きして、戦中戦後の歌舞伎・新劇界の実見談を中心としたお話をうかがう。十五代目市村羽左衛門や六代目尾上菊五郎らの舞台、空襲下での文学座「女の一生」初演をはじめとして、それらを取り巻く観客や批評の位相など、今ならうかがえる実体験を共有したいと考える。併せて、三田村鳶魚再評価や逍遙研究の牽引者としてのご体験から、研究史上の証言をうかがう予定である。
 演劇研究における、観客の記憶・体験の継承の重要性が指摘されて久しいが、とりわけて大学院生・研究生を中心とした若い世代に、先達の生の言葉に接する機会を設けたい。

詳細情報

【研究会報告】
逍遥協会理事である菊池明先生をお招きして、戦中戦後の演劇界の実見談を中心としたお話をうかがった。
歌舞伎では十五代目市村羽左衛門や六代目尾上菊五郎、初代中村吉右衛門、文楽の豊竹古靱太夫(後の山城少掾)や
吉田栄三、新派では喜多村緑郎などの大劇場の名優から映画・小芝居・旅芝居に至るまで、当時の舞台とそれを取り巻く観客など、
ご自身が感じた新鮮な感動そのままに、生き生きとした語り口でご講演いただいた。
講演の後は活発な質疑応答がなされ、参加者にとってまことに有意義な講演会となった。

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