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アイヌとカナダ先住民の歌とダンス・ワークショップ

開催概要

日時 2011年1月28日(金) 18:00~21:00
場所 早稲田キャンパス6号館3階318教室(レクチャールーム)
主催 西洋演劇研究コースポストコロニアル演劇研究・横浜能楽堂(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
概要 カナダ先住民族出身の振付家と、アイヌ民族の音楽家が共同で制作するコンテンポラリーダンス
「Susuriwka-willow bridge」公演開催にあわせカナダ先住民族のコンテンポラリーダンスとアイヌ
の伝統的な歌のワークショップを開催します。

講師:サンティー・スミス Santee Smith (振付・演出家)
    レクポ
    床絵美
司会:佐和田敬司(早稲田大学教授)


講師紹介

サンティー・スミス(振付・演出家)
北アメリカの先住民族・モホーク出身。カナダ・ナショナルバレエスクールを経て、
96年より独自の振り付けをはじめる。モホーク族の精神性を描いた作品や、
マオリ族と共同制作した作品などを発表し、その芸術性の高さと独創性は高い
評価を得る。先住民族のコンテンポラリーダンスという新しいスタイルを確立した
カナダを代表する振付家として知られる。新作の「Susuriwka-willow bridge」の
演出・振付を担う。

レクポ
北海道旭川出身。幼少期よりウポポ(歌)やリムセ(踊り)、ムックリ(口琴)など
アイヌの伝統文化に親しむ。アイヌの弦楽器トンコリ奏者のOKIのライヴや
アルバムへの参加で注目され、昨年2010年には、リーダーをつとめるアイヌの
女性コーラスグループMAREWREW(マレウレウ)として初のミニアルバムを発表。
最近は、ウポポのライヴとワークショップを組み合わせたマレウレウの主催イベント
「マレウレウ祭り」も全国で展開し精力的に活動中。

床絵美
北海道阿寒湖出身。東京在住。幼少よりアイヌの歌、踊りに親しむ。銀細工職人の
夫と共にSilverCraftをメインとする『AGUE』を運営。'97~アイヌ文化アドバイザーとして
各地で歌や踊りのワークショップ、講演を行う。'08年ソロCD『UPOPO』発表。

詳細情報

【開催報告】
西洋演劇コース・ポストコロニアル演劇プロジェクトでは、継続的に日本と海外の先住民族による現代舞台芸術の展開についての調査・分析を行ってきた。日本で先住民による現代舞台芸術の公演を見る機会は少なく、まして実際にそのエッセンスを体験する機会は限られているのが現状である。今回のワークショップでお呼びした3名の講師はいずれも、伝統的な先住民芸能の表現者であるとともに、現代舞台芸術のアーティストである。今日の先住民舞台芸術の高い芸術性について、参加者自身がそれを実際に体験して知るという本ワークショップは、非常に貴重な機会であった

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