「舞台芸術と人材育成」第4回研究会
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開催概要
日時 | 2011年1月29日(土) 15:00~17:00 |
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場所 | 早稲田キャンパス6号館3階318教室(レクチャールーム) |
主催 | 芸術文化環境研究コース |
概要 | 劇場法(仮称)に関わる議論が深まり、劇場を取り巻く環境が大きく変化しよう としている中、舞台芸術に携わる人材の育成は今後、いかにあるべきなので しょうか。そうした問題意識から、芸術文化環境研究コースでは研究会シリーズ 「舞台芸術と人材育成」を随時開催しています。 慶應義塾大学におけるアートマネジメント教育を取り上げます。美山良夫教授を 招いて、1991年に学部レベルでアートマネジメント教育が始められた経緯、現在 の大学院における教育内容、学生の問題意識・修了後の 進路、課題などをお話 ししていただきます。さらに、静岡や富山など地方における状況を話し、聴講者 も交えて質疑や意見交換という形で進めたく考え ています。 講師 美山良夫(慶應義塾大学教授、同アート・センター所長) 伊藤裕夫(聞き手 富山大学教授、GCOE客員講師) |
詳細情報
【開催報告】今年度芸術文化環境研究コースでは、「舞台芸術と人材育成」と題した連続研究会を行っている。現場での人材育成の環境を扱った、第1回、第2回。日本における人材育成の歴史をテーマとした第3回に加えて、今回はアート・マネージメント教育を取り上げた。
現在のアートマネージメント教育界において最も長い歴史を持つ教育機関の一つである慶応義塾大学アート・センターから、所長の美山良夫氏を迎えた。美山氏からは、同センターの成立の経緯、及び現在に至る発展までの流れをご講演頂いた。加えて、聞き手の当コース客員講師伊藤裕夫氏、聴衆として来て頂いた先生方から地方都市におけるアート・マネージメント教育の現状についてのご紹介もあった。参加した若い学生からも活発な質問が飛び、有意義な研究会となった。