フランスにおける芸術家養成の諸課題 <才能を証明する>ことをめぐって
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開催概要
日時 | 2011年5月16日(月) 18:00~21:00(開場17:30) |
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場所 | 早稲田キャンパス26号館(大隈タワー)3階302会議室 |
主催 | 芸術文化環境研究コース |
概要 | 講師:エマニュエル・ヴァロン(パリ・ウェスト・ナンテール大学教授、演劇学・文化政策学) 使用言語 フランス語 日本語通訳つき(通訳 福崎裕子) 参加無料 会場準備のため、事前のご予約のみお願いいたします。 ※26号館大隈記念タワー3階302会議室 会場案内 (早大正門前、大隈講堂の向かいの16階建ての建物の3階です。エレベーターで3階までお越しください) http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html 概要 フランスでは、ヨーロッパ諸国の中でも特に充実していると同時にきわめて複雑でもある芸術専門教育の制度が歴史的に形成されてきました。それは一方では、王政時代から劇場と芸術教育の制度を引き継ぎ、これを今日でも核としながらも、民主主義の理念の実現のために公的な関与が増大するのに応じて数々の変更が加えられてきたからですし、もう一方では、芸術ジャンルの専門化に応じて芸術教育も細分化し(これはとりわけ舞台芸術にあてはまります)、さらにその教育も大学における理論教育と専門教育機関における実践教育との間で二極化したためでもあります。今日では、旧来の教育モデルの問題や限界が認識され、それに代わるような新たなモデルが模索されています。そうした現在の試みを紹介するとともに、その背景をなしていもいる、普通学校教育における芸術家の役割をめぐる議論にもふれたいと思います。 |