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公開研究会「セゾン文化財団とは何か 舞台芸術に対する支援と助成のあり方を考える」

開催概要

日時 2011年6月28日(火) 18:30~21:00
場所 早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)3階302会議室
主催 芸術文化環境研究コース
概要 【講師】 片山正夫(セゾン文化財団常務理事)
      久野敦子(セゾン文化財団プログラム・ディレクター)

【聞き手】 松井憲太郎(芸術文化環境研究コース客員講師、
       富士見市民文化会館キラリふじみ館長)

※参加無料、要事前申込
 会場準備のため、事前申込をお願いします。

【内容紹介】
セゾン文化が日本を牽引していた1987年に、堤清二氏の私財をもって設立され
たセゾン文化財団は、民間の助成財団として、助成金の配分と森下スタジオの
貸与を通じて、現代舞台芸術の創造に対して大きく貢献し、さらに舞台芸術の
支援のあり方を考える上でもきわめて重要な役割を果たしてきました。昨年
12月には森下スタジオにレジデンス機能を持った新館が誕生して、その活動が
さらなる充実を見せたばかりです。この研究会ではまず、セゾン文化財団の20年を
超える活動の歴史と現在を振り返ります。さらに、文化庁の舞台芸術政策(助成制度変更、
アーツ・カウンシル創設、劇場法制定・・・)が大きく変わろうとしているなか、
プログラム・オフィサーを擁する民間助成団体として実績を重ねてきた立場からの
問題提起もおこないたいと思います。

詳細情報

【開催報告】
 当研究会では、民間の助成団体としては長い歴史を持つ財団の一つであるセゾン文化財団から常務理事の片山正夫氏と、プログラム・ディレクターの久野敦子氏を迎えてお話を伺った。最初に、片山氏からはセゾン文化財団の現在に至る歴史的な発展の経緯をご説明頂いた。特に、既存の民間財団や政府からの助成とは異なる形で、以下に戦略的にセゾン文化財団を育成されてきたのかが語られた。後半部の久野氏からは、現在のセゾン文化財団の助成プログラムの編成、実施に関して詳細にご紹介頂いた。後半の質疑でも、民間の助成財団の可能性、助成財団に携わる人材の資質等に関して活発に質問が寄せられた他、会場からもセゾン文化財団に対して具体的な提案が成されるなど盛況な研究会となった。

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