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研究会 「舞台芸術と人材育成 第6回 座・高円寺、劇場創造アカデミーの実験」

開催概要

日時 2011年7月12日(火) 18:30~20:30
場所 早稲田キャンパス26号館(大隈タワー)3階302会議室
主催 芸術文化環境研究コース
概要 「舞台芸術と人材育成」シリーズの第6回研究会を開催いたします。今回は、
座・高円寺に併設されている劇場創造アカデミーを取り上げ、同劇場の芸術
監督を務める演出家の佐藤信氏と劇場創造アカデミーの運営にあたっている
酒井徹氏を講師にお招きします。

講師 佐藤信(座・高円寺 芸術監督)
        酒井徹(座・高円寺 劇場創造アカデミー)

聞き手 伊藤裕夫(演劇博物館GCOE客員講師)

【参加無料、要事前申込】

内容
2009年に開館した劇場、座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館、指定管理者:
劇場創造ネットワーク)は、劇場創造アカデミーを併設し、演劇人の育成に
正面から取り組んでいることでも知られています。演技、舞台演出、劇場環境の
3コースが設置されており、第1期生が今春、2年間の課程を終えたばかりです。
公共劇場に全日制の「アカデミー」を設けることになった経緯と意義、アカデミー
における教育の内容、その運営のなされ方と今後の課題などについて、お二人
から話を伺う予定です。

詳細情報

【開催報告】
 昨年度から開催している「舞台芸術と人材育成」シリーズの第六回。今回は、地域に根ざした公共劇場をうたう、座・高円寺の劇場創造アカデミーに関する研究会を実施した。
 まずは芸術監督の佐藤信氏から、公共劇場の持つ公共性、地域社会との共生、新しい劇場人の育成といった視点から、同アカデミーの持つ理念的な側面に関するご講演があった。続いて、座・高円寺で制作を担当する酒井徹氏からは、専門の垣根を取り払い全ての学生が同じカリキュラムによって学ぶ初年度、俳優志望、アドミニストレーター志望といった専門に沿った形で教育がなされる次年度といった具体的なカリキュラムについてご紹介頂いた。
 後半の質疑では、卒業生の進路や劇場のレパートリーといった具体的な問題から、日本における「芸術監督」論のような制度的な問題まで多岐に渡って活発な議論がなされた。学生の参加者も多く、盛況な会となった。

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