ここから本文が始まります

第1回韓国プロジェクト研究報告会

開催概要

日時 2011年7月16日(土) 15:00~17:30
場所 戸山キャンパス31号館310教室
主催 映像研究コース
概要 【企画主旨】
GCOE映像コース(映画史)ではこれまで中国プロジェクトとして上海租界における
映画上映を中国映画史として捉えるべきか、あるいは全く独立した特異な地域の
映画史として捉えるべきなのかという問題意識を持ちつつ、資料調査を行ってきた。
一方、上海以上に日本映画史と接点を持ちうる可能性があるのが、韓国における
初期映画状況であるという仮説のもと、我々はGCOE最後の年になった本年5月、
韓国プロジェクトを決行した。具体的にはいまだあまり研究がなされていない初期
韓国映画史について韓国の映画学者にインタビューするということ、そして韓国に
存在する資料(主として韓国語と日本語の新聞)によって、映画記事を調査すること、
この二つの仕事が実行された。ごく短い滞在であったにもかかわらず、予想以上の
成果を上げることが出来、この分野の研究の将来へ橋渡しする調査になった。
とりわけ、初期日本映画研究においてこれまでまったく着手されていなかった韓国
調査を行い、それによって得られた成果は、今後の初期日本映画史の調査方法に
関する仮設を構築するのに役立つに違いない。本研究会では、韓国における初期
映画研究に関するインタビューから得られた情報、韓国における映画史調査と中国
映画史における関連、そして韓国映画史から見られた初期日本映画研究といった
題目で、韓国プロジェクトの報告をする。(事業推進担当者:小松弘)

※入場無料・申込不要

【プログラム】
15時~15時10分:「韓国プロジェクトについて」
小松 弘(GCOE事業推進担当者)

15時10分~15時40分:「韓国プロジェクト インタビュー報告」
山本 律(GCOE研究助手)

15時40分~16時20分:「映画揺籃期の日本・韓国・中国における映画上映について」
山本 律(GCOE研究助手)

16時20分~16時30分:質疑応答

16時30分~16時40分:休憩

16時40分~17時20分:「韓国資料を通して知る日本の初期映画」
小松 弘(GCOE事業推進担当者)

17時20分~17時30分:質疑応答

詳細情報

> このページのトップに戻る

ここから他ページへ飛ぶリンクナビゲーションが始まります

ここからフッターリンクナビゲーションが始まります