国際研究集会『中国映画史への新たな視点』
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開催概要
日時 | 2012年1月14日(土) 13:00~17:10 |
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場所 | 戸山キャンパス36号館681教室 |
主催 | 映像研究コース |
概要 | 【企画主旨】 グローバルCOE映像コース(映画史)では、これまで5年間にも及ぶ中国における 調査によって、数多くの映画資料を収集し、多くの研究者・収集家へのインタビューを 行い、とりわけ戦前期の中国における映画文化の研究を行なってきた。このたびは、 その中でも特に独自の研究と言える、最初期の中国映画史の問題について研究 報告を行うと同時に、我々の研究に様々な示唆を与えてくださった、中国の若手映画 史家である石川教授をお招きして、国際研究集会という形で日中映画史における、 重要であるがこれまでほとんど明らかにされてこなかった問題について討議する。 議論の主題は、中国映画史の始まりに関する歴史データの問題、初期中国映画史と 他者の問題、そして中華電影における川喜多長政の仕事に関する中国側の資料を 素材とする日中映画史の交差の三つである。各主題はそれぞれ講演形式で語られ、 最後に総括的な議論を行うことにする。(GCOE事業推進担当者:小松弘) 【プログラム】 13:00~13:10 開会挨拶(小松弘) 13:10~13:40 研究発表「中国の映画揺籃期における映画上映」(GCOE研究助手:山本律) 13:40~14:40 講演「初期中国映画における他者のまなざし」(小松弘) 14:40~14:50 休憩 14:50~15:50 講演「民国期の映像と中国初期記録映画の観念についての弁証」(上海大学教授:石川)(中国語:逐次通訳有) 15:50~16:00 休憩 16:00~17:00 討議および映画上映 17:00~17:10 閉会挨拶(小松弘) 【入場無料・予約不要】 |