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演劇舞台構造の国際比較研究会

開催概要

日時 2009年12月11日(金)10:00~17:00、12日(土)10:00~17:00
場所 早稲田キャンパス 大隈会館N棟201・202会議室
主催 日本演劇研究コース
概要 日本演劇研究コースでは、日中欧の演劇舞台・劇場の構造の比較研究をおこなっている。この度はその一環として、日本と中国を対象に「演劇・芸能における舞台及び劇場の発生」というテーマに従って研究者が発表を行い、自由に意見交換するラウンドテーブルを開催する。中国からは中国古代・中世演劇の専門家、日本からは能・歌舞伎の研究者が参加して、それぞれの分野において、舞台と劇場がいかに発生し、発展したかを論じる。
なお本研究集会は、拠点リーダーの竹本が分担する特定領域研究「散楽の源流と中国の諸演劇・芸能・民間儀礼に見られるその影響に関する研究」の研究成果発表をも一部で兼ねている。なぜなら、散楽から演劇が生成される過程で、舞台及び劇場がいかなる機能を果たしたのか、という問題も本研究集会の主要なテーマの一つだからである。

【第一日目】 2009年12月11日(金)10:00~17:00 
(日中逐次通訳付き、講演50分+質疑10分)
10:00~11:00 打ち合わせ
11:00~12:00  「日本の散楽・猿楽が鑑賞される場について」
          竹本幹夫(GCOE拠点リーダー、演劇博物館館長) 通訳:丁曼
12:00~13:45 休憩
13:45~14:45 「演劇・芸能の舞台および劇場の成立」「戏剧•艺能上的舞台及剧场的发生」
          馮俊傑(山西師範大学戯曲文物研究所名誉所長) 通訳:岩田和子
14:45~15:45 「山西省の非祭祀劇場とその演劇について」「山西非神庙剧场及其演剧概述」
          王福才(山西師範大学戯曲文物研究所副所長) 通訳:岩田和子
15:45~16:00 休憩
16:00~17:00 討論

【第二日目】 2009年12月12日(土)10:00~17:00
(日中逐次通訳付き、講演50分+質疑10分)
10:00~11:00 「能の劇場における桟敷と舞台」
          宮本圭造(法政大学能楽研究所准教授) 通訳:丁曼
11:00~12:00 「建築構造から見た芝居小屋の発達―屋根構造を中心にして―」
          賀古唯義((財)文化財建造物保存技術協会文化財建造物修理上級主任技術者)
          通訳:冉小嬌
12:00~13:45 休憩
13:45~14:45 「江戸歌舞伎の劇場ならびに舞台の特色」
          古井戸秀夫(東京大学教授) 通訳:冉小嬌
14:45~15:45 「中日伝統劇場の回り舞台についての考察」「中日传统剧场转台研究」
          車文明(山西師範大学戯曲文物研究所所長) 通訳:大江千晶
15:45~16:00 休憩
16:00~17:00 討論

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